蹌蹌踉踉
2017.05.09 Tuesday

3月2日の夕刻に右足首を脱臼骨折し救急車で運ばれ、手術を受け、約2ヶ月という入院生活の間、私を支えてくれたのは「信じること」でした。
現実に起きてくる事は無駄なことなど何ひとつなく、自分の人生において必ずやプラスになる事が含まれている学びの機会だと信じること。
医師や看護師、介護福祉士、リハビリの理学療法士の方たち、同室になる患者の方たちとの出会いも必然で大切なものであり、多生の縁が含まれていると信じること。
家族や友人、知人たちから愛情を注がれていることを知ること。
そして以前に友人Tさんからいただいてあった小さいボトルに入ったルルドの水を毎日一滴ずつ、痛めた足に振りかけてマリア様のご加護を祈り「必ず治る、歩けるようになる」と信じて決して疑わないこと。
聖書とロザリオの祈りが自分を癒し、17年間学んだヨガと人間の存在についての知識が自分を助けてくれると信じること。
精神面ではそれらを信じること、そして肉体的には筋力増強の自主トレで以前より強い自分になり、復活することが出来ました。
自分の歩む人生の道程、起きてくる事、体験し通り抜けるべき事、すべてを疑わず、受け入れ、対処することで、迷わず、次の段階へと移っていけます。
わざわざ起こしていただいた出来事には意味があるのだから、感謝しつつすべてを受け入れ、味わい尽くすことで魂的な成長が約束されています。
本当に信じる者は救われる。奇蹟が起きるのです。
まだヨロヨロ歩きの身です。昨日のリハビリ外来の時間の最後に「自分の足を信じて歩け」と担当のお兄さんにアドバイスをいただきました。まだ自分の足を信じる心が足りなかったのね。
私は私の足を信じます。
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